任意保険

【任意保険】代理店型損保とダイレクト型損保どっちがお勧め?

自動車の任意保険に加入する方法は3つあります。

保険代理店を通じて加入共済組合から加入特に最近増加傾向にあるのが、代理店や組合から加入せず、インターネット等を通じてダイレクトに保険に加入する方法ですね。

どの方法で保険に入るのが一番良いのか、簡単に特徴もあげながら説明していきます。

任意保険の加入方法

加入方法は3つありますが、少し特徴が違うものの、特徴として大きく分けると2つになります。

【1‐1】保険代理店から加入する

保険代理店とは何をしている?

保険代理店とは、提携している保険会社の保険商品を、保険へ加入したい紹介し、保険会社の保険商品の契約を得ることで、保険会社から販売手数料を得ることができ、その手数料で主に事業を行っています。

保険へ加入したい方と保険会社の仲介役を担っています。

カーディーラーや修理工場 兼務の保険代理店も多い

様々な保険(自動車・傷害・火災・地震・生命)商品を扱っているような専業保険代理店もあれば、カーディーラーや自動車の修理工場、ガソリンスタンド、会社に保険事業部立上げ、保険代理店業務を行っているような大きな企業もあります。

【1-2】共済組合から加入する

共済組合とは、JA共済・全労災・CO-OP共済・県民共済・・・このあたりは有名なので名前は聞いたことがあると思います。

一定の地域、職域というような特定条件のなかで会員になった組合員で構成されています。

共済組合を通して保険に加入し、組合の保険担当者にて保険部門を管理しています。

この2つの方法で保険に加入した場合、下記のような特徴があると言えます。

【メリット】
・保険のことや事故のこと等、
困ったことがあれば保険代理店担当者や共済保険担当者がアドバイスしてくれたり、保険会社との交渉の間に入ってくれる場合もある。
・保険加入の際にも、
車検証等を提出しある程度の保険の見積もりを作成してくれる
【デメリット】

・保険代理店経由で
保険に加入する場合、保険会社への販売手数料も含まれることより、保険料が高くなるケースがある。
・共済組合からの加入は保険料は比較的安価なものの、保険に多様性がないため選択肢が狭まるケースもある。

あくまでも、一例です。
保険代理店さんも共済組合の担当者の方の考え方や方針などもありますので、すべての方に当てはまるということではないとは思います。

しかし、自動車事故で大きな事故を起こしてしまった時など、大きな不安があるときに、頼りになる保険の担当者の方が近くにいることでの安心感は何よりも替えがたいものです。

この安心感が、代理店を通じて保険へ加入する最大のメリット特徴であると言えます。

【2】ダイレクト系損保へ加入する

ダイレクト系損保は保険代理店や共済組合を通さずに、個人で保険会社へ加入します。

現在は主に、インターネットを経由して加入します。

【メリット】
・ダイレクトに個人で保険に加入することで、手数料等かからず保険料を抑えることが出来る。
・自宅で好きな時間に、手軽に自分の好きな保険内容に加入できる。
【デメリット】
・わからないことがあっても、気軽に相談できる担当者がいない。
・保険契約や保険内容に対してある程度知識がないと、保険の設定がきちんと出来ていない可能性がある。

仲介役を担わずに、ダイレクトで保険に加入すること、広告料を抑えていること等の違いから代理店系損保と比べると比較的安価に加入できるのか最大の特徴と言えます。

しかし、ある程度の保険知識がないと確実に補償対象となる保険に加入、自分の望んでいる保険に加入出来ているかどうかわからない、といった不安要素があるのも特徴です。

代理店系損保と代理店系損保、どっちがお勧めなの?

じゃあ一体、どっちがお勧めなのかって話ですよね。

加入される方の、保険へ希望するものによって変わると思います。

正直、保険会社のサービスについてどこが一番というのも甲乙決め難いものです。色々な口コミはありますが・・・。

  1. とにかく価格ダイレクト型損保
  2. 補償と価格のバランス➡ダイレクト型損保
  3. 会社(代理店)の信頼度・安定性代理店型損保

この三択であろうと、私は考えます。
とにかく価格でお考えなら、断然ダイレクト型損保です。

補償と価格のバランスでお考えの方、こちらもダイレクト型損保をお勧めします。

保険内容については、概ねどの保険会社も変わりありません。

変わるのは、各々の保険会社考えた独自サービス部分の補償についてですね。

簡単に例を出すと、

おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)
事故現場にALSOK隊員が無料でかけつけてくれるサービス
・事故が起きた時に、ボタン一つで事故受センターへつながるボタンが無料で
提供されるサービス
ソニー損害保険
・事故現場にALSOK隊員が無料で駆けつけてくれるサービス 等

代理店型損保よりも、ダイレクト型損保の方が、内容はさておき、斬新なサービスが多いと感じさせられるものが多いのが特徴です。

まとめ

保険加入方法には3つの方法があり、何がお勧めかどうかは加入する方の保険への要望に沿って大きく変わってきます。

しかし、自動車保険の保険の補償部分についての基本的なことは、どの方法で保険に加入した場合でも、更にはどの会社の自動車保険であってもあまり変わりはありません。

ですので、自動車の保険料をベースに選択することも良し、保険代理店の代理店さんの対応で選択するも良し、家業等でお世話になっている共済等で選択するも良しと私は考えます。
さらには、自動車保険の良し悪しは、実際に事故に遭った際に初めてわかるものであり、極論を言ってしまうと、事故担当者の人間性と事故担当者との相性であると私は思います。

  • 元代理店系損保とダイレクト系損保の事故担当者として、あらゆる任意保険会社さん、共済さんと交渉をしてきましたが、担当者の基本的な業務知識の有無や交渉力等は、会社の規模の大小にあまり関係ありません
  • 保険会社同士での示談交渉でも、根っこは人と人の交渉です。
  • その事故担当者の人間性である程度決まると言って過言ではないと思っています。
    ※あくまでも私の見解です。
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